写真館ヒストリー(3)ヤマハオルガン
写真館こばやしに残る、創業当初の雰囲気を伝える品を紹介する写真館ヒストリー。
第三回はヤマハオルガンです。スタジオにあり、今でも時折スタジオ撮影の背景として使うこともあります。
YAMAHA ORGAN HAMAMATSUとの文字が刻印されています。
勝浦オルガン工房さんのサイトによるとこちらは七号型と呼ばれ、大正5年頃の製造だとか。
両脇のトレイや付属の椅子などは残念ながら失われてしまっているようですね。
撮影用という訳ではなく、初代があくまで家庭用に楽しむために購入されたものだと伝わっています。
当社創業の数年後に購入されたものだと思われます。
足元のペダルを踏み込み空気を送ることで今でもきちんと演奏ができます。
こちらも残念ながらいくつかの鍵盤は音が出なくなってしまっています。
実際に演奏してみるとペダルを踏み込み続けるのが中々大変です。
当時はどんな風に演奏を楽しんでいたのかと、想いを馳せてみたくなります。